『LB USBロック Pro』はPCからの不正なデータの持ち出しを防止するため、使用できるUSBストレージの制限やアクセス権の設定、データの自動暗号化、操作ログの収集といったデータ流出防止に不可欠な機能を統合したセキュリティ対策ソフトです 。
機能と特長
USBストレージの利用制限 持ち出しデータの自動暗号化 自己解凍方式の暗号化データ作成 LB ファイルロック2 付属 持ち出しデータをログに記録 ポータブルデバイスへのアクセス制御 設定情報の一括設定 Windows 10 対応 |
(一例です。この他にも、さまざまな用途で利用されています。)
- 会社が許可しない私物のUSBメモリーの使用を許可したくない。
使用を許可するUSBメモリーを予め登録しておけば、未登録のUSBメモリーを使用することができません。
- USBメモリーの紛失による情報の漏えいを予防したい。
USBメモリーにデータを保存する際は強制的に暗号化することができます。
- 暗号化したデータを外出先でも自由に復号して使用したい。
自己解凍形式による暗号化をすることができます。専用のソフトがなくてもパスワードのみで自由に復号化することができます。
- 持ち出したデータに関する記録を残しておきたい。
USBストレージに暗号化してコピーしたデータの記録をログに保存することができます。
- 同じ許可リストを設定したPCを部内で大量に導入したいが、作業は手早く済ませたい。
設定情報をエクスポート/インポートすることができるので、管理者が作成した同一の設定情報を全てのPCに短時間で導入することができます。
ホワイトリスト(アクセスリスト)に登録することで、USBストレージデバイスの利用制限を個別に設定することができます。
登録した各ストレージは、利用の許可、読み取り専用、暗号化コピーの設定をすることができます。
ホワイトリストに登録しないストレージは、一括して「アクセス禁止」または「読み取り専用」となります。
ホワイトリストに登録するデバイスは、 シリアル番号等により識別されます。 |
許可リストに登録したUSBストレージへデータをコピーする際、データの暗号化を強制することができます。 暗号化は自己解凍(exe形式)または、「LB ファイルロック2」形式を選択することができます。
・暗号化にはAES(256ビット鍵)を使用しています。
・自動暗号化を選択した場合、暗号化ファイルの有効期限を設定することができます(期限後は復号できません) 。
持ち出しデータを暗号化する際に、「LB ファイルロック2」形式に加えて、自己解凍形式の暗号化を選択することができます。ファイルを実行するだけで暗号化を解除できるため、専用のツールやソフトを必要とせず、便利です。
『LB ファイルロック2』を同梱
USBストレージにデータをコピーする際、「LB ファイルロック2」を同時にコピーすることができます。 「LB ファイルロック2」形式で暗号化をした場合、外出先等でデータを復号化したり、編集後に再暗号化が必要となる場合に便利です。
※ 「LB ファイルロック2」は「LB USBロック Pro」がライセンスされたユーザのみが使用できます。
USBストレージにデータを暗号化コピーする際、また、復号化する際にログを記録することができます。
・ログには、「ログイン名」、「日付」、「時刻」、「ログの種類(暗号化/復号化)」、「パス」が記録されます。
・ログの保存先として任意のフォルダーを選択することが可能です。
・ログファイルはCSV形式で1日毎に保存されます。
※ PCの操作記録全般のログを記録したい場合は、「LB アクセスログ2」の導入をご検討ください。
ポータブルデバイスのアクセス制御
USBインターフェースを経由してPC接続にするスマートフォンや携帯音楽プレーヤーの一部は、PC上で「USBストレージ」として認識されません。『LB USBロック Pro』は、そのような機器のアクセスを禁止することができます。
※ 制御の種類は[アクセス許可/禁止]の2種類です。
設定情報の一括設定(インポート/エクスポート)
使用を許可するUSBストレージの設定情報(ホワイトリスト)等の設定をエクスポート、インポートすることができます。同じホワイトリストで多数のPCを一括設定したい場合に作業効率を大幅にアップすることができます。
後から、全PCに共通するホワイトリストのUSBストレージが増えた場合に追加登録をすることも可能です。
Windows 11対応
最新のOS環境 Windows 11(64ビット、32ビット)で使用することができます。
USBストレージに対するアクセス制限機能の比較
LB USBロック |
LB USBロックPro |
USB HardLocker 4(※4) |
||
ホワイトリスト方式によるUSBストレージのアクセス制限 | ○ | ○ | ○ | |
全て許可 | ○ | ○ | ○ | |
暗号化コピー | × | ○ | × | |
読み取り専用 | ○ | ○ | × | |
利用禁止 | ○ | ○ | ○ | |
ポータブルデバイスの使用制限 | ○ | ○ | ○ | |
自己解凍形式による暗号化 | × | ○ | × | |
LB ファイルロック2の添付 | × | ○ | × | |
ログ機能 | × | ○(※1) | ○(※2) | |
設定のエクスポート/インポート | ○ | ○ | × | |
64ビットOS対応 | ○ | ○ | ○ | |
Windows 11対応(※3) | ○ | ○ | ○ |
※1 | 自動暗号化に設定したUSBストレージに暗号化コピーをした場合/USBストレージから復号化した場合に記録 |
※2 | USBデバイスの着脱、ファイルアクセスを記録します。 |
※3 | Windows 11/10/8.1/8の環境ではデスクトップ アプリとして動作します。 |
※4 | USB HardLockerはUSBのアクセス制限の他に、USB鍵を利用したPCのロック/ネットワークのロック、暗号化領域の作成、PCの利用ログの収集機能等を備えています。 |
■対応OS: | 日本語Windows Vista/7/8/10/11(32ビット、64ビット)、 XP SP3以上(32ビット)
|
■対応機種: | 上記OSが正常に動作するパソコン(PC/AT互換機) ※ Macintoshでは動作しません |
■対応CPU: | Pentium 300MHzインテル互換CPU(Vista/7/8/10の場合は1GHz以上) |
■必要メモリ: | 512MB以上(Vista/7/8/10/11の場合は1GB以上) |
■ハードディスク の空き容量: |
20MB以上(※) ※ ログ保存用のディスクスペースが別途必要 |
- 本製品は、1人のユーザーが1台のPCにインストールして使用することができます。
- 本製品を複数台のPCにインストールして使用する場合、別途ライセンスを必要数分ご購入ください。
- USBストレージデバイスへファイルをコピーする際に添付できる「LB ファイルロック2」は、「LB USBロック Pro」がライセンスされたユーザーのみが使用することができます。
- 本製品はUSBで接続されたストレージのアクセス権を制御するためのソフトウェアです。シリアルATAやIEEE1394等で接続されたストレージを制御することはできません。
- 識別情報(ベンダーID、プロダクトID、シリアル番号)を持たないUSBストレージを個別に制御することはできません。
- ストレージ領域を持たないUSB機器の制御をすることはできません。
- USBハブを使用すると、ホワイトリストへの新規登録や登録済みのUSBストレージを使用できない場合があります。
- USB機器を制御する他のソフトウェア製品と併用することはお勧めしません。
- 暗号化コピーで使用できるファイル名またはパスの長さは、各Windowsの仕様に依存します。稼動環境により異なりますが、ファイル名、パス長(フルパス)で指定できる上限は256バイトまでとなります。もし、パス長の制限により正常に処理が行なえない場合は、ファイル名やパスを変更してから再度実行してください。
- 4GBを超えるファイル/フォルダーを自己解凍形式で暗号化することはできません。
- 『LB USBロック』からのアップデートインストールには対応しておりません。
- 『LB USBロック』と設定情報のインポート/エクスポートをすることはできません。
- アクセスの制御、設定の変更はセーフモードでの実行時には動作しません。
製品購入前のお問い合わせ先:sales@lifeboat.jp
テクニカルサポート:
テクニカルサポートについては、PDFファイルで提供されるサポート案内をご覧下さい。サポート案内の内容に従って、サポートセンター宛に電話、E-mail
でご依頼ください。
サポート期間は、3ヶ月間(最初にサポートを依頼してから3ヶ月間)となります。
予めご了承ください。サポートを依頼する際は、必ず製品のシリアル番号が必要となりますので、ご注意下さい。
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電話番号:03-3265-1260
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